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はじめに

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■高槻市の目指す 「住みたい、住み続けたい、訪れたい都市」
 高槻市における人口は、1995年の36万2千人をピークに、将来的には2035年推計値において、人口は27万5千人(ピーク時の76%)にまで減少し、65歳以上の高齢化率も2005年の19%から2035年では37%と推定される(高槻市都市マスタープランより)ことから、人口減少社会を見据えた都市づくりが求められています。
 また、人口密度の低下に伴い住民1人あたりの行政コストが増大することから、既存インフラの活用や市街地拡散の抑制による都市経営コストの効率化や多様な家族形態や居住ニーズに応じた住環境に対応することが求められています。
 このため、高槻市では都市づくりの基本理念として「住みたい、住み続けたい、訪れたい都市たかつき」を掲げ、今後の都市づくりの方向性として「集約型都市づくり」を推進するため、以下の施策により目標を実現することを目指しています。
・都市の無秩序な拡散を抑制
・都市機能が充実した魅力ある都市拠点の形成
・徒歩生活圏の形成
・徒歩生活圏と都市拠点を結ぶ公共交通を主体としたネットワークの形成
・拠点間の連携強化
・市街地の居住環境やにぎわいと活力の向上
・市営バスを活用した市民のモビリティの向上
・低炭素都市づくりと自然環境の保全
・都市経営コストの効率化

■自家用車依存都市・高槻から、徒歩・自転車・公共交通で暮らせる高槻へ
 「住みたい街」になるためには、働き盛りや子育て世代の定住化が重要です。つまり「子どもを安心して育てられる」(子育てに必要な施設が徒歩圏にある、幼児の手を引いて歩いてもクルマや自転車に危険な思いをさせられることがない、小学生が自宅の近所で遊んでいてもクルマに殺傷される恐れがない)という安心感を得られるまちづくりが求められています。
 また、「住み続けたい」と思えるには、高齢者などが、運動機能が低下しても、自宅や施設に閉じこもるのではなく、出来るだけ外出などにより社会との結びつきを長く持続できるまちであることが重要になります。
 さらに、「訪れたい」と市外の方が思うには、まず住んでいる市民がそのまちに愛着を持ち、活き活きと生活していることが重要です。
 そのためには、全国的な少子・高齢社会の中で、将来を見据え、人口減少による財源不足、つくりすぎた社会資本の老朽化、治安の悪化、行政サービスの低下など、負のスパイラルへと突入することなく、それらに対応したまちづくりをただちに進める必要があります。
 たかつき交通まちづくり研究会では、以上の観点から、高槻市の掲げる抽象度の高い方針を補い、目指すべき高槻の具体的な未来像を提示すべく、以下の提言を行います。
・クルマ中心の道づくりから歩行者・自転車・公共交通・自家用車が共存できる道づくり
・中心市街地から過度な自家用車交通を排除するための道路整理
・市営バスを中心とした利便性の高い公共交通ネットワークの形成
・高槻駅周辺地区、富田駅前地区を中心とする中心市街地の具体的な改善提案

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