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富田地区中心市街地(工事中)

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■安心して歩けない駅間
・2017年当会実施の駅間の自動車通行量調査の結果、通過交通が多い実態が明らかになっています。 また同時に駅間の交通手段については「自動車から自転車・歩行へ」という交通分担の変化が明らかになっており、クルマ優先から歩行者のための駅間づくりが重要になってきます。
→車の速度抑制と侵入抑制による安心して歩ける空間の創出







■安心して歩けない阪急富田駅南口の道路
・阪急富田駅南側の道路は幅員が狭いにも関わらず双方向に自動車が通行し、歩行者空間が十分確保されていないため、非常に危険な道路となっています。また、富田の旧寺内町を高槻市は観光資源として重視しているものの、およそ観光客を迎えるおもてなしのための道路空間とはなっていません。
→提案 :駅間のトランジットモール化とあわせ、駅南の道路を一方通行化して歩行者の空間を確保し、落ち着きのある歩行者が安心して歩ける道にする。



■危険なJRアンダーパス(放置される道路整備)
アンダーパスは幅員が狭く歩車もしっかり分離されていないため、歩行者・自転車にとって非常に危険な状態が長年放置されています。地元の問題意識は高いにも関わらず、大阪府は40年以上も都市計画道路を放置。阪急・JR等の高架の検討も進んでいません。
→提案



■JR北口広場とバス停配置の問題点
・JR摂津富田駅北口交差点は信号がなく歩行者にとって分かりにくい構成になっており、広場周辺の歩道幅は歩行者数や動線に配慮がなされていないため、交差点の真ん中の車道部分を横切って通行するなどの不規則な利用が常態化しています。
・JR摂津富田駅北口交通広場はバス・タクシーの乗降場・待避所として使われていますが、広場周辺のバス停施設の半分は使われておらず、駅前広場を避けた東側の駅裏にバス乗り場が配されており、交通結節点としての利点を十分活かせていません。東側の駅裏バス乗り場が北口広場の歩行者を半減させており、バス停の配置が北口の商業地としての可能性を阻害する形になっています。(図1)







→北口駅前広場のバス・タクシー乗降場・待機場を、北口東側の駅裏バス乗り場と併せて図2のように再編し、歩行者空間の再整備を行うことを提案します。 駅から西への道路と駅から北への道路を一方通行とし、空いた車線を歩行者空間として整備し、また歩行者の自然な動線に配慮した横断帯を設けます。







・同じ方面へ向かうバスが異なる乗り場から出発している、また JR摂津富田駅北口(及び南口)の階段下には電車時刻を案内する電光掲示板がないなどど、公共交通利用者にわかりやすい案内のために改善が必要。
→バス利用者が多いJR摂津富田駅前のバス停再配置を提案
→公共交通利用を促進する観点から、設置を提案します。



■貧弱な阪急南側バス



■自転車の一時的利用者に駐輪場がわかりにくい
JR摂津富田駅及び阪急頓田駅周辺には、市営駐輪場以外に民間(個人)駐輪場が多く、鉄道を利用する通勤通学者や駅周辺への就労者等が利用していると思われます。 駅周辺の駐輪場収容台数は、2016年データ(高槻市提供)によると、JR摂津富田駅北側で市営駐輪場1794台、民間駐輪場:2,000台、JR摂津富田駅~阪急富田駅で民間駐輪場3,557台、阪急富田駅南側で2,265台の約1万台を収容する駐輪場が点在しています。上記のように、定期利用者のための駐輪施設は十分共有されていますが、地区外から一時的に来る自転車利用者にとっては必ずしも駐輪施設の情報が提供されているとは言えません。
→市立駐輪場をはじめ、一時利用者を意識した情報発信が求められます。











■地域での取り組み

富田地区はJR摂津富田駅および阪急富田駅を中心に市域南西部の生活中心機能や商業施設が集積し、高槻市総合計画及び都市計画マスタープランでは「富田都市拠点」として位置づけられています。富田地区にはJR京都線と阪急京都線が東西に並行し交通利便な一方で、両線が地区南北を分断し鉄道と道路による平面交差等で様々な交通問題を引き起こしています。

こうした課題を解消するため、1992(H4)年から阪急京都線立体交差化実現に向けた調査検討が進められてきましたが、1998(H10)年度の大阪府財政再建プログラムにより阪急京都線高架化事業は凍結となり今日に至っています。この間、府道富田奈佐原線と交差する踏切渋滞緩和のため、2002(H14)年1月に狭隘な阪急京都線富田西踏切の暫定拡幅工事が実施されました。

〇富田地区交通まちづくり研究会の発足

富田地区(JR以南)の交通問題に対しては、地域の将来像をふまえ、交通とまちづくりの両面から検討を進めるため、都市創造部都市づくり推進課の呼びかけにより「富田地区交通まちづくり研究会」が2008(H20)年に発足しました。メンバーは地元自治会である富田自治会連合・大畑自治会・富田町7・8・11・15区自治会、摂津住宅自治会および地元商業団体である富田商業協同組合、地元まちおこし団体する「けさたんと会」に有識者(アドバザー)で構成され、2007(H19)・2008(H20)年度の2か年に計7回の勉強会が開催され「富田地区交通まちづくり基本構想」として2009(H21)年4月にまとめられました。

〇富田地区交通まちづくり基本構想としてまとめられた内容

基本構想としてまとめられた基本方針は「誰もが安全快適快適に歩けるみちづくり」「歴史資源を活かしたまちづくり」「駅周辺のにぎわいと活力ある町づくり」の3つの柱となっています。

〇基本構想後のこれまでの取組

誰もが安全快適に歩けるみちづくり

①安全快適に回遊できる歩行者空間の整備として都市計画道路富田芝生線の整備が府道高槻茨木線から阪急京都線富田東踏切以南まで(車道9m、両側歩道9m)の整備が進められています。

②阪急富田駅南側にある府道富田停車場線(富田牧田線)の富田東踏切から富田踏切までの間については、阪急電鉄の用地提供を受けて歩道整備も進められています。

歴史資源を活かしたまちづくり

①地元まちおこし団体である「けさたんと会」を中心に神社仏閣や酒造の魅力をPRするイベント(桜まつり花の野点、灯露祭り、酒造見学会)が行われています。

②都市計画道路富田芝生線整備にあわせて「富田まちなみ作法集」がまとめられ、景観を意識したまちなみ保全を通じて富田の歴史や文化を継承していく取り組みが行われています。これについては、高槻市も「富田まちなみ環境整備事業」として補助制度を2015(H27)年度に創設しています。

〇駅周辺のにぎわいと活力あるまちづくり

①都市計画道路富田芝生線沿道となる商業者・自治会による「富田三丁目町づくり協議会」が「富田にふさわしい道路に関する提言書」を2013(H25)年2月に市長に提出しました。この中では、景観に配慮した無電柱化や高質な歩道舗装とベンチの設置が要望され、一部は実現化しました。

②にぎわいづくりとして富田商業団体を中心としたとくとく感謝祭や子どもたちの職業体験を主体とする「とんだ和っかデイ」、「富田駅間水まつり」が開催されているほか、2019(R1)年5月にはジャズストリートを富田会場として開催しています。



■地域のちからで何ができるか

住む人々のくらしを快適なものとするためにハード面・ソフト面の両面で充実する事が重要となってきています。とりわけ、濱田市長三期目初年度となる2019(R1)年度施政方針において「富田地区のまちづくり」が政策課題の3本の柱の一つとしてあげられ、「富寿栄住宅建て替えを契機として副都心としてふさわしいまちづくり」がこれから進められることになります。

〇交通問題の改善(ハード面) 

短期目標としては①JR京都線アンダー安全対策、②府道富田奈佐原線・都市計画道路富田芝生線の整備、中長期目標としては①府道富田奈佐原線の計画拡幅によるJR京都線アンダー危険個所の解消、②阪急京都線富田駅周辺の高架化とJR京都線の高架化が地元としての最大関心事です。

〇交通問題の改善と住民意識の高揚(ソフト面)

富田地区はJR京都線と阪急京都線が近接し、駅駅間の移動者含めにぎわいが保たれている地区でもあります。また、両駅は市北部にある関大総合情報学部、大阪薬科大、平安女子大との結節点でもあり、大学生など若者を呼び込めるポテンシャルの高い地区でもあります。現在、駅駅間は人・自転車・車が混在していますが、ここを歩行者空間として車の流入をさける案が地元商業者の間でも検討されています。府道富田奈佐原線整備と合わせ府道側から車輛はJR摂津富田駅西側に寄りつく事も可能であり今後検討すべきでしょう。いずれにしても、交通まちづくりを進めるにあたっては地元自治会をはじめとする地域住民ならびに地元商業団体による合意形成が不可欠であり、まちへの愛着がなにより出発点となります。その接着材としての役割を高槻市ならびにたかつき交通まちづくり研究会が果たすことが出来れば幸いです。



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