高槻市中心市街地活性化基本計画においては、
「中心市街地活性化に向けた戦略」として、
戦略1:「2核+スクエア型モール」の連携による商業地区の魅力向上
戦略2:車両の流入抑制による歩行者優先のまちの実現
などがあげられています。

また、「中心市街地活性化の基本方針」として
方針1:安全で快適な歩行空間の確保による「体感治安」の向上(安心して歩けるまち)などがあげられています。
具体的イメージは下図のとおりです。(高槻市HPより)
4.jpg

つまり、JR高槻駅と阪急高槻市駅に囲まれた中心市街地においては、車等の乗入れを抑制し、
公共交通(バスや電車など)及び自転車、徒歩による移動へと大きくシフトさせることにより、
中心市街地で安心して快適に買物などが出来るような街にしようということだと思います。

しかし現在においては、中心部に車が入り込み、歩行者などが安心して快適に買い物したり
歩くことが難しいと思われます。
その要因の一つとして、中心部に数多くの駐車場が存在するため、人々は車で中心部に入ってきてしまい、狭い道路において車と自転車や人などが錯綜するのではないでしょうか。

そこで中心市街地における駐車場の状況を調べ、このブログで報告していきたいと思います。
1回目は、北園町の一部における駐車場状況です。
CarMap1_1_1.jpg
対象は時間貸しや月極駐車場で、マンションや住居・店舗等の小規模な駐車場は今回調べていません。
赤色が時間貸しで橙色が月極駐車場です。

駐車場(北園町その1)
街区によっては、半分ほどが駐車場として土地利用されていることが分かりますね。
車が中心部に入り込み「歩行者優先」ではなく「車優先」の街であるとともに、利便性が良く地価の高い中心部で有効な土地利用がされていないことが分かります。