11月27日(日)、おおつ交通まちづくり推進会主催「路線バスを使った紅葉めぐりin信楽」に参加しました。
一般的に信楽に行くならJR草津線から信楽高原鉄道というコースですが、実は石山駅からバスでも安く行けるらしい!とのことで、参加してみました。

高槻でも、2022年6月のこまちカフェで取り上げたとおり、山間3路線の再編に関する議論が出ています。郊外部・山間部での公共交通の一つの形として、甲賀の取り組みは参考になりそうです。

当日は10時45分に石山駅集合。
・京阪バスで南の大石小学校へ。
・佐久奈度神社境内を散策、大石小学校から甲賀市コミュニティバスにのって信楽駅へ。

大石小学校

大石小学校から甲賀市コミュニティバスにのりかえ。車内で、500円の1日乗車券を購入。これを使えば、甲賀市コミュニティバスとコミュニティタクシーが乗り放題。

・駅前蕎麦屋で昼食後、信楽駅から甲賀市コミュニティバスで平和堂前→コミュニティタクシー+タクシーで鶏鳴の滝へ。

信楽コミュニティタクシー

平和堂停留所から甲賀市コミュニティタクシーにのりかえ。

・鶏鳴の滝散策後、再びタクシー+コミュニティタクシーで信楽駅へ。
・再び甲賀市コミュニティバスで大石小学校→京阪バスで石山駅(解散)。
という行程でした。

・コミュニティバス・コミュニティタクシーは、大人500円、小児250円の1日乗車券を購入。
→甲賀市コミュニティバスの1日券の設定やコミュニティタクシーの運用など、他市でも参考になる点が多かったです。
・1日券がコミュニティバス、コミュニティタクシー共通で500円で、わかりやすく非常にお得。
・コミュニティタクシーが、行政の車両借り上げではなく、一回ごとにメーターを倒して、250円(×人数)との差額を行政に請求する形をとっているので、タクシー会社も少しでも頑張って乗ってもらおうという姿勢が感じられました。今回、コミュニティタクシーの停留所から外れる部分(向出以南)もそのまま賃送タクシーとして運行していただくという、タクシー会社から逆提案をいただき、実際にその形で利用させていただきましたが、運賃も低廉となるうえに、物理的に乗り移らずに済み、非常に快適に移動を楽しめました。行政にとっては支出が不確定なうえに乗合率は下がってしまいますが、利用者が求めているコミュニティタクシーのありかたのひとつと感じました。