京都市御池通りで、自転車走行空間の社会実験が実施されました。
この御池通りは、サイン計画、バス停、舗装材など景観に配慮された道路で
全体的に落ち着いたシックなイメージです。
この御池通り、当初から広い自転車歩行車道が整備されていました。
しかし、景観に配慮しすぎたためでしょうか、歩行者通行部分と
自転車通行部分の境界を示す白点線が分かりにくくなっています。
20101125_2.jpg

これが原因かどうか分かりませんが、歩行者と自転車が錯綜し危険だと言うことで、
社会実験を行うことになりました。その様子が下写真です。
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白いラインを引いて、小さな標識を設置し小さな路面標示を設けただけ???
それと、なぜかプランターを置いています。
20101125_1.jpg
これって「社会実験」すべきなのでしょうかね。
見えにくい点線を白線で明示しました。
分離を分かりやすく標識と路面標示を設置しました。・・・と、
すぐに改善すべきものなのではないでしょうか。
「今さら実験???」と正直思いました。

もし社会実験を行うのであれば、下写真のような路駐に使われている一番歩道側の車線を
20101125_3.jpg

このように、自転車専用レーン(通称ブルーレーン)として使ってみる、
という大胆な試みを行うべきではないのでしょうか。(CG:イメージ)
20101125_4.jpg
(本来、自転車は軽車両で車道を走るもの、ということから言えば、
決して大胆な試みではないのですが・・・・・・)