普段あまりバスに乗ったことがない人は、バスってどうやって乗ったらいいの? と思われるかもしれません。今回は、バスの乗り方について、まとめてみたいと思います。

 バスの乗車位置(前扉・中扉)や、料金の支払い(先払い・後払い)方法など、全国各地でバラバラですが、高槻市内を走る市営バス、京阪バス、阪急バスはすべて、中扉から乗車して前扉から降車、運賃後払いのシステムを採っています。

 (前面の行先番号下に「整理券」とかかれている)市営バス、京阪バス、阪急バスでは、乗車時に入口付近で整理券を発行している場合、忘れずに整理券を取ります。そして降車時に、出口付近に設置されている「運賃表示器」を見て、整理券の数字の欄に載っている運賃を現金などで支払います。おつりは出ないため、ちょうどの金額がない場合、バス停車中に、両替機で先に両替をして、運賃をお支払い下さい。

 なお、運賃の支払いには、JRが発行している「ICOCA」、スルッと関西が発行している「PiTaPa」や「スルッとKANSAIカード」などのカードも使用できます。その場合、乗車時に入口付近にあるカードリーダにかざし(通し)、降車時に運賃箱についているカードリーダにかざす(通す)だけで、簡単に運賃の支払いができるので便利です(高槻市営バスの均一区間のみを走るバスは、乗車時にかざす(通す)必要がありません)。

 運賃は、中学生以上(12歳以上)が大人運賃、小学生(6~11歳)が小児運賃になります。小学生未満は、大人といっしょに乗車する場合、2人までが無料、3人目以降は、小児運賃が必要になります。なお、小児運賃は大人運賃の半額ですが、市営バス及び京阪バスのJR・阪急高槻~春日町間は、10円未満切り捨て(例:大人210円、小児100円)、京阪バスの上記区間以外と阪急バスは、10円未満切り上げ(例:大人210円、小児110円)となりますので、ご注意下さい。

 ちなみに、市営バスと京阪バスでは、それぞれ一日乗車券などの設定もあり、一日にたくさん乗車するときなどは、非常にお得です!

(高槻市営バス)
・均一1dayカード 大人630円・小児300円…高槻市営バスの高槻市内均一区間が1日乗り放題。
・均一2dayカード 大人1000円…高槻市営バスの高槻市内均一区間が2日乗り放題(連続でなくてもOK!)。
・全線1dayカード 大人1000円・小児500円…高槻市営バスのすべての路線が1日乗り放題。

(京阪バス)
・京阪バス1dayチケット…大人600円・小児300円…高槻市内に加え、茨木・吹田・枚方・交野・四條畷・門真・寝屋川・守口市内など大阪府下を走る京阪バスの一般路線バスが1日乗り放題。

※市営パス・京阪バス・阪急バスで共通で利用できる企画きっぷがあれば便利なのですが、今のところ実現していません…。

 一部を除き、高槻市内を走るバスはノンステップバス、ワンステップバスで運行されていますので、乗り降りも楽々。ベビーカーも、折りたたまずにお子様を乗せたまま、乗車できるようになりました(混雑時及び一部の車種を除く)。身近な足として、ぜひ御利用下さい。