国道171号八丁畷交差点が改良されます。

当初、立体交差点で計画されていましたが、平面交差点として都市計画変更の
手続きがされようとしています。

これは八丁畷交差点において、計画されていた立体交差化(国道171号が高架と
なり、国道170号と伏見柳谷高槻線が平面)が平面交差点に変更になるもので、
立体交差化よりも事業費は安価となり構造物(高架橋)による地域分断も
無くなるのですが、自動車交通を処理するため国道171号側にて右折車線等が増え、
交差点が大きくなります。つまり、横断歩道を渡る距離が長くなります。
(下図参照)

また、現在でも国道170号側と国道171号西側には横断歩道橋(階段のみ。スロー
プ無し)があり、枚方から神戸方面への左折が常時可能となって いるため、横
断歩道がありません。このため、車椅子やベビーカーなどはこの横断歩道橋も使
えず、また横断歩道が無いため、この交差点の東・北側の 横断歩道を渡るか、
京口町の交差点まで行き渡るなど、不便を強いられます。
(以前、このブログでも取り上げました。こちらを参照下さい)

この八丁畷交差点付近では1日約6000人以上の歩行者や自転車が往来しています。
(アクトアモールの歩行者等の交通量が1日約1万人、センター街が約2万人です)
かなりの交通量です。多いです。

3月25日(月)の説明会において国土交通省の方は、
「交差点は改良し大規模になるが、歩道橋は現在のままです」
と説明されていました。

「えっ」
「バリアフリー」「人にやさしいまちづくり」「快適空間」などの言葉は何処に
いったのでしょうか。

階段だけの歩道橋のままは無いですよね。
せめてスロープを整備するとか。。。。。
計画では国道171号の枚方方面への右折レーンが1車線から2車線になっていますが、
枚方から神戸方面への左折は現在のまま → 数が合わない
→だから常時左折可としている → だから横断歩道無し
→だから歩道橋。。。。。。。????

じゃ、枚方から神戸方面への左折を2車線にするか、滞留長(溜まりの長さ)を
長くすれば常時左折可でなくて良いのでは
→そうなると横断歩道が設置できる → そうすると歩道橋は不要
→景観が良くなる、維持費が軽減される
→良いですね。。。。。。

しかし、そのためには新たな用地買収が必要。。。。。。

そこで提案です。
今回の都市計画変更に合わせて歩道橋のスロープ化や左折車線(数・延
長)を増やせないの
でしょうか?

皆さん、いろいろと考えてみませんか?
みんなで知恵を出せば、良い解決方法があるかもしれません。

なお、4月26日(金)に大阪府都市計画公聴会があり、傍聴や公述希望の方は4月
2日~16日迄に申し込まなければなりません。
また、予定では6月頃、都市計画案の縦覧(2週間)あり、意見書を受け付けて
います。
7月頃大阪府都市計画審議会があり、8月頃には都市計画変更の決定(告示)と予
定されており、なんだか「整備を急いでいる」ようです。

せっかくの交差点改良、車だけではなく歩行者や自転車にとっても「改良」で
あって欲しい
ですね。

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「国道171号八丁畷交差点周辺における都市計画変更にかかる説明会」の資料より