1月2日、中学時代の同窓会が福井でありました。
その晩は雪も積もっていなかったのですが、
翌朝、天気予報どおり数センチの積雪が・・・・(列車動いているかな?)。
写真は翌日のJR福井駅からの様子です。
福井を離れ30年あまり。
雪道の歩き方を忘れ、まだ人通りの少ないホテルからの道のりを
すべらないよう、靴が濡れないよう、一歩一歩慎重にゆっくりと歩みました。
ホテルから駅までは徒歩10分もかからぬ距離、バス停では一区間。
途中、ほとんど乗客のいないバスや路面電車に追い抜かれました。
改めて実感したのですが、雪国の地方都市の移動手段は乗用車中心で、
自転車や二輪車は冬期利用は難しく、バスや路面電車の定時運行や
バス停と自宅あるいは目的地間の移動は積雪のため大変なため、
どうしても一人一台に近い自動車保有率となり、
ちょっとタバコを買いに数百メータ離れたコンビニにも
車で移動するという習慣が身についているのでしょうね。
でも、でも・・・・・・
欧州には寒さも厳しく積雪もある国や地方が沢山あるのに、
ここまでの車社会なのでしょうか?
「国民性」や「土地の平坦性や国土の大きさ、気象の違い」で
済まして良いのでしょうか。
ここ数年、雪国の地方都市で自家用車保有率の高い富山市が、
路面電車(LRT)やコミュニティーサイクルなどを積極的に導入し
「車に出来るだけ依存しなくても良い都市」
「発散型・放射状ではなく集中型・拠点都市を結ぶお団子型都市」
によるまちづくりを進めています。
環状線となったLRT周辺の地価が上昇し、人口も増加するなど、
車重視から公共交通等への移動手段(交通)の方針転換により
中心部への効果が具体的に成果として現れています。
福井を含め頑張れ地方都市!!
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