ご存知でしたか。
高槻市における自転車関連事故割合は、全国の19%、
大阪府の33%(いずれも平成25年)に比べ約38%と高く、
隠れた社会問題となっています。
そのような背景もあり、市では数年前から自転車通行環境整備等について
取り組んできました。
そして、この度、「たかつき自転車まちづくり実行計画」が策定されました。
実行計画


「はしる:自転車通行空間整備」において、市内166.3kmのネットワーク路線が選定され、
短期整備路線(H28~H29年度)10.4㎞、中期整備路線(H30~H32年度)14.2㎞等、
具体的な整備スケジュールも示されています。
自転車通行空間整備目標全延長166.3kmのうち24.6km(15%弱)が
5年後迄に整備
されることになるわけです。
整備に伴い自転車事故の削減、ク ルマなどから自転車による移動手段への転換により、
健康増進による医療費削減、環境改善(CO2等)、
空間活用(車に比べ1人当たりの専用面積削減)による
街の活性化等の効果も期待されます。

また、「とめる:駐輪環境整備」においては、
放置自転車台数H26の1,743台をH32に1,200台、
駐輪環境に対する満足度H26の43%をH32に65%に高めるため、
既存駐輪場の利用促進、駐輪需要に応じた駐輪対策、
効果的な放置自転車対策として下記の取組項目とスケジュールを策定しました。
行政の取組も大事ですが、違法駐輪等は市民一人一人の心がけ次第です。
自転車は車両という意識を持ち、通行の邪魔にならないように駐輪場等にとめましょう。

「まもる:ルール遵守・マナー向上」においては、
自転車関連事故割合を30%以下にすることを目指した対策が示されています。

自転車を安全・快適に利用できるまち高槻の取組に期待したいものです。